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【海校ダイアリー】昨日の雪でお休

【海校ダイアリー】

昨日の雪でお休みが多くいつもより静かな火曜日でした🌨️雪が少しずつ溶けて昨日作った雪だるまもいなくなっていて、子どもたちは残念そうにしていました。

1年生にとっては初のベストマイプロ。今日は集中してぐっと進めることができました◎
3年生は去年もやったので、レイアウトや、どの写真を貼りたいのかを自分でイメージしながらまとめていきます。

●今日のマイプロ
｢ストロー家づくり」
家に階段をつけて完成！マイプロは2回連続ストロー工作にチャレンジ中。次のマイプロはどうするのかな？
｢冬の野菜を育てよう」
今日は発表でした。これまでの観察記録や、レタスやほうれん草について調べたこと、野菜を育てて感じたことをしっかりと伝えていました。発表の中にクイズを入れて、自分も周りのみんなも楽しんで発表をしていました。

あと2ヶ月で次の学年へ。あっという間だけど、ベストマイプロに使う写真を振り返りながら、心身ともに子どもたちが成長していることを感じて嬉しい気持ちになりました。☺️

波果

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【海校ダイアリー】今日は久しぶり

【海校ダイアリー】

今日は久しぶりにみんなで海へ。🌊🌅
大きな流木に座って、みんなで夕焼けと海を見ながら、おやつタイム。今日のおやつはワカメおにぎりでした。
海で食べる時は、「うみだきます！」（いただきます）と言うらしいです（笑）

そのあとはマイクロプラスチックを拾ったり、砂山で遊んだり、寒さを忘れて楽しそうな子どもたち。だんだんと暗くなってきて、まんまるお月様も綺麗でした🌕
拾ったマイクロプラスチックをスクールに持ち帰って何かをつくる計画が始まりました、、🐢何ができるのか楽しみ〜。

そして海校では、新1年生を迎える春に向けて海校改造計画始動！
今日は本棚作り！と思いきや、、。シールを剥がして終わりました（笑）
みんなの過ごす場所をみんなで居心地の良い場所にしていこうね。

波果

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【海校ダイアリー】今日は図書小屋

【海校ダイアリー】

今日は図書小屋の整理をしました📚
「本を読みたい！」「読んだ本を綺麗に片付けよう！」と思えるように、子どもも大人も協力してあいうえお順に並べました。
さぁ本を整理したら、どこに何があるのか分かるようにラベリング仕切りを作っていきます。画用紙を切る人、貼る人、書く人、みんなで役割分担するとあっという間に終わりました！
何事もみんなで協力すると楽しいし、できたときの達成感が大きくなります💪✨

さて、今日は早帰りで時間があったので海にお散歩へ。しかし、ただお散歩ではなく「海校改造プロジェクト❗️」で使う材料集めです。
今日は風が強く寒かったですが、みんな夢中で流木やマイクロプラスチック、貝殻を探していました。そんな中で、1人の子が新たな「やりたい！」のマイプロが決まりました。

●今日のマイプロ
3年生「海校のキャラクター作り」
「マナビノキにはキュリスというリスのキャラクターがいる🐿️じゃあ海校のキャラクターも作りたいなぁ！海の生き物がいいなぁ！材料も海のものを使いたい！名前は何がいいかなぁ？！」とやる気満々。
拾ってきたマイクロプラスチックを綺麗に洗って色ごとに分けて、他の貝殻や木材も分別しました。海に落ちているものも子どもたちにとっては宝物みたいにワクワクするものに大変身💫
海校のキャラクターだからみんなに名前を公募したり、、みんなも巻き込んだマイプロができそうでワクワクするね！どの生き物になるのか、どんな名前がつくのか、皆さんお楽しみに🐳

みんなが使う場所だから、みんなで使いやすく居心地の良い場所にしていくのって大事。みんなで丁寧に創っていくと愛着も湧くね！まだまだ進化中の海校、どんなふうに変身していくのかなぁ〜。

波果

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【海校ダイアリー】番外編！

いつも海校の子どもたちのすごい集中力、探究心、挑戦、たくさんの頑張る姿を伝えていますが、その裏にある？いや、それもあるから頑張れる！そんな場面を番外編としてお届けします。
友達と一緒に見るから倍楽しい。失敗した時に寄り添ってくれる仲間がいるから頑張れる。

楽しんで、ふざけて(ふざけ過ぎて叱られることもあるけど。笑)、寄り添って、失敗して、落ち込んで。励ましあってまた頑張る！

そんな海校の日常の一コマです。

紗也佳

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【マナビノキスクール　「教育」とは、誰の望みを叶えるものなのか？】
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先日２０日（土）来年度に向けての説明会、全３回が終わりました。
たくさんの方のご参加ありがとうございました。マナビノキに入会を検討されている方はもちろん、マナビノキの方針について話を聞きたい、探究型学習について知りたいなど、マナビノキに興味をもち、時間を割いて話を聞きにきてくださったこと、感謝しています。
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説明会でもお話させていただきましたが、マナビノキは、これからの未来社会に必要な「教育」について皆で考えていきたい、私たち大人が未来を生きる子どもたちに何を託すことができるのかを共に探していきたい、そういった思いで設立したNPO法人です。
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子どもたちが生きる未来社会はどんな社会で、その社会を生き抜いていく中で必要となる力は、どのような力なのか。また、新しいもの、便利なもの、目まぐるしく変化していく社会の中で、私たちが子どもたちに残したいもの、人間的であったり、不変的、不易なものとは一体なんなのか。そういったことを、学校、地域、家庭など子どもに関わる全ての大人で共に考えていくことが、この先は必要となってくると感じています。
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当たり前ですが、時代が変化するに伴い、生活様式、人々の価値観、生き方も考え方も変化します。一方、教育とは、その字の通り、教え育てることです。広辞苑では、「望ましい知識・技能・規範などの学習を促進する意図的な働きかけの諸活動」と定義されています。
常に変化する社会の中で「望ましい姿」でいる、もしくは「望ましい姿」に教育する・・・よくよく考えると不思議ですよね。「望ましい」とは一体、誰のための、何の望みなの！？って。
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私は、その望みは子どものための望みであってほしいなと思っています。
子どもの望みが、周りの大人や社会の望みと合うところとも言い換えられるような気もします。
そう考えると、私たち大人や社会の望みと子どもたちの望みがどこで合うのか、それを探していくのが、今求められている「教育」なのかもしれないなと思います。
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説明会のような機会がないと、改めてこういったことを話す場がなかなかありませんが、また皆さんと共有できる場があればと思っています！
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３年生マイプロ「足が速くなる方法」
これまでも、スキーやバスケなど、自分の好きなスポーツについてのマイプロに取り組んだことがある３年生。今回は、「体育の授業で５０m走を走った時に女の子に負けて悔しかった！その子に勝ちたい！」そんなマナビノタネをマナビノキにすべく、スタートしたマイプロです。
足が速くなる方法というのを調べてみると、色々と出て来ました。ゴムを足の親指に引っ掛けて走る。プチプチをかかとに入れるなどなど。中でも面白かったのは、ポンピュン走法と言って、ポンと弾んでピュンと腕を振るという走り方です。同じ距離を色んな方法で走ってみて、タイムを測り、どの方法が１番速くなるか？を調べました。５回タイムをとって平均をとるという方法も覚え、走っては足し算とわり算をしながら、結果を出しました。
結果的には、ポンピュン走法が１番速く走れたそうです。その女の子に次は勝てるといいなぁ。
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３年生マイプロ「ちゃんちゃんこを作ろう」
「自分の浴衣を作ってみたい…」というマナビノタネから始まったマイプロ。「浴衣は、夏に着る物だけど、今は冬だからせっかく作っても着れないよね…」と伝えると「冬に着れる、浴衣みたいなものを作ることにする！」と調べ始めました。よくよく聞くと、前に和菓子を作るマイプロをしていて、「和」に興味を持ったようで、和菓子の次は、和服を作ってみたいとのこと。
「冬に子どもが着るというと、やっぱりちゃんちゃんこ！？」「え！？ちゃんちゃんこってなに？服の名前なの？」「そうだよ、冬の寒い日に羽織るベストみたいなものだよ！」「じゃあ、ちゃんちゃんこ作ってみたい！」そんな対話を経て、ちゃんちゃんこ作りがスタートしました。
生地を選び、型紙を探し、型紙に沿って生地を切り、仮縫いをする・・・まだまだ道のりは長いですが、冬の間に完成したいと頑張っています。
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自分の知りたい！やりたい！の望みを叶えるマイプロ。
教育は、自分の望みを自分で叶えられるようになるための知識や技能を身につける意図的な働きかけの諸活動。それが、１番しっくりくるかなぁ・・・。
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「知りたい！やりたい！」のタネをマナビノキに育てよう！
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【マナビノキスクール　「今年の１文字」書き初め大会】
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新しい１年がスタートしたので、今年も、それぞれ自分の目標（マナビノタネ）を決め、それを表す「今年の一文字」書き初め大会を行いました。

お習字を見るのも、書くのも初めて！という１年生。硯の墨を使って、筆で書くというのが不思議なようで、上学年の子たちが真剣に書き初めをする姿をジーッと横で見ていました。
「ぼくもこれやってみたい！」「なんか楽しそう！」
ドキドキワクワクしながら、書いた初めての書き初め。
・「大」きくなりたい！
・「足」が速くなりたい！
そんな思いを、一文字に込め、一生懸命に書いていました。はじめてのことができるっていうのは、それだけで嬉しそうですね。

２年生以上の子達は毎年書いているので「今年は何を書こうかな〜」とそれぞれ悩んでいましたが、
・「新」しいことをいっぱい学びたい
・元「気」にすごしたい
・楽な方に逃げる自「由」ではなく、やりたいことに何でも挑戦する自「由」を手に入れたい
・「本」をいっぱい「読」みたい
・ガンガン「押」して前に進みたい
・色んな「場」所で挑戦したい
などなど、思い思いのマナビノタネを一文字に表しました。
大会で勝ちたい、コンクールで金賞を取りたい、スタメンになりたい、
一人一人公言することで、子どもたちがマナビノキ以外の場所でどんなことに励んでいるのか。
今、何に夢中で、何を頑張っているのかなどをお互いに知る機会にもなりました。

そして高学年の一文字は、
・「夢」に向かって頑張りたい
・「助」け合ってどんな壁でも乗り越えたい
・中学生になるし、新しい「道」を自分で切り開いていきたい
・もっともっと周りのことに「興」味をもって探究したい
など、自分の未来についてのマナビノタネが多かったです。
今年卒業する子どもたちは、新しい年を迎えたことで「中学生」という新たなステージを目の前に感じている様子でした。
新しい環境、新しい場所で学ぶことは、不安もあるけれど、楽しみもある。その中でどんな風に自分の良さを生かしていけるのか、自分らしくいられるのか、それを模索しているような、そんな雰囲気でした。

大人もそれぞれ一文字を書きました。
・少しずつ育てているマナビノタネをマナビノキにして、マナビノミを「実」らせたい
・考えや感情に押し流されることなく、自分の感覚に「意」識を集中したい
大人も、子どもたちに負けることなく、日々、自分のマナビノタネをマナビノキにするために努力をしているんだよ、気持ちよりも強い「意」を大切に、自分の感性や感覚を大事にしているんだよ、
そんなことを子どもたちにも伝えることができました。
・
「知りたい！やりたい！」というマナビノタネが自分の心の中にないと、マナビノキは育ちません。
誰かに言われたから、仕方がないから、強制されるから、やるではなく、
自分がやりたいことを、自分が成長することを、誰かの役に立つことを、進んでやる。
それでこそ、自分の中のマナビノタネがマナビノキになっていくはず！！
・
なんでもいい、人と比べなくたっていいから、自分自身のマナビノタネをそれぞれ育てていってほしいなと思っています。
・
今年も、並べてみて圧巻。
やっぱり書き初めは、「明るい心」じゃダメ！
それぞれ、自分らしい一文字を気持ち込めて書いてこそ、書き初めだ！！
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「知りたい！やりたい！」のタネをマナビノキに育てよう！
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【海校ダイアリー】

いつもの勉強タイムに、
「そういえばさー明日節分じゃない？」
「そうじゃん〜！いいこと思いついたー！」
と何やら楽しいことを思いついた模様。
勉強が終わった子たちからゲラゲラ笑いながら作り始めます。
6時間授業が終わって帰ってきた子たちも、「何やってるのー！？」と合流します。

ということで、おやつはみんなそれぞれ自分で巻き巻きした恵方巻きにしました！

節分とは、何をする日でしょうか？など節分クイズをみんなで楽しんでいると、子どもたち力作のお面と棍棒を持った波果鬼が現れました。笑
鬼は〜そと！福は〜うち！と豆まきした後は、歳の数より一つ多く福豆をいただきました。

和歌山生まれの私は、小さい頃から恵方巻きをその年の縁起のいい方向を向いて、願い事しながら食べていました。長くて食べにくいけど、切ってもダメだししゃべってもダメでした。
今日、恵方巻きを巻いた後、子どもたちが、どっち向くんだっけ？？しゃべっちゃダメなんだよー！！！と、私が小さい頃からしてきた風習が今の関東の子どもたちにも根付いていることにひっそりと嬉しくなりました。

今日のマイプロ
⚫︎風船ボート
ボートを作るより風船を膨らませることに苦労した2年生。がんばってふくらませ練習に励みました！今日は長い距離を走らせるために流れのない川？にレッツゴー！！
したのに、1、2回流すと風船が割れてしまい、きちんとした実験はできませんでした。
次回再チャレンジ！！かな。

⚫︎ビブラスラップ
楽器作りをずっと頑張っている2年生。その中でも今回のビブラスラップはかなり難関！！！なかなかあの振動から響く音にならない💦3ヶ月近く頑張り、今日ようやく本物に近いかも？！いけるかも？！という手応え。
箱に蓋をしてボンド乾き待ちです。できるかな？ドキドキする〜！！と帰っていきました。

明日は節分。明後日は立春。冬が極まり春が始まります。立春の前日に豆を巻き鬼を払い、新しい気持ちで1年を迎えたいなと思います。

紗也佳

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【マナビノキ　12月探究WS① マナビノ

【マナビノキ　12月探究WS① マナビノキ×宇治さん「あるもの探し」　秋の紅葉狩り！古都鎌倉の聖地「御谷の森」へ行こう】

12月1回目の探究WSは、ソンベカフェオーナー宇治さんの「あるもの探し」とコラボ企画です。
宇治さんは、これまで鎌倉秘境歩きワークショップやホタルの夜の観察会、サマースクールでも講師としてマナビノキに来てくださっています。
普段のワークショップはお子様のみの参加ですが、大人も子どもも知らない鎌倉を親子で学んでほしいという想いで、親子参加OKにしています。ガイドブックには載っていないような面白い話に大人も惹きつけられリピーターのご家族もいらっしゃいます。

そして、今回のワークショップは宇治さんと初めてお会いした時から、是非マナビノキのみんなを案内したいとおっしゃっていたコース。それは、鎌倉の聖地「御谷の森」から天園ハイキングコースを通り獅子舞へ行き、秋を感じるゴールデンコース‼️

みなさん「御谷」って聞いたことありますか？鎌倉で知らない人はいない鶴岡八幡宮の裏にある森のことです。
ここで起きた事件をきっかけに、今の鎌倉、そして日本の国を変えた？！と言っても過言ではない、そんな鎌倉の大切な聖地なんです。
鎌倉は観光地として有名ですが、開発によってどんどん変化をしてしまっています。開発は我々の暮らしを便利にしてくれていますが、忘れていけない「ほんとうの鎌倉」があるという想いで、宇治さんは活動されています。そんな「ほんとうの鎌倉」を知ることから始まる今回の宇治さんツアー。

昭和30年代開発の時代がやってきて、鶴岡八幡宮の裏山にも開発計画が立ち、なんと住宅街ができることに、、。そんな時、ブルドーザーの前に1人の主婦が立ち塞がりました！
1人の市民が立ち上がったことで、国会で議論となり、なんと「古都保存法」の法律ができたんです。今や古都保存法は、日本の歴史的価値のあるまち並み（京都や奈良）をも守る大切な法律です。
今の時代、市民の声が国に届くこともないと思い諦めてしまうだろうし、ましてや地元を守るために立ち上がる勇気が凄いですよね。
しかもそんな昔のことではなく、たった60年前。この60年で様々な変化があったのは鎌倉だけではなく日本もそうですね、、。

そんな考え深い御谷からはじまった今回のツアー。先人が守ってきた鎌倉の自然を感じに出発です。今回は6キロほどの森歩き。落葉している道や、鎌倉石の独特の雰囲気の道、開けたところで景色を見ると海と山を見渡せる鎌倉特有の景色を楽しみながら歩いていきます。

途中で、地名の由来や鎌倉に多い植物、なぜ鎌倉は世界遺産に選ばれないのか、鎌倉のまちの秘密、源頼朝が作ったお寺について、そしてやぐらの話などここには書ききれないほど、たくさんの話をしてくださいました。分厚い資料を持ち歩きながら、参考になる昔の資料も見せてくださいました。
「へぇ！そうなんだ！」「知らなかった！」「面白い！」とついつい大人の方がキラキラと目を輝かし聞く場面も多々。（笑）
ですが、宇治さんも小さい頃、親によく分からないまま鎌倉の森を連れ回されたんだとか。当時はよく分かっていなくても、心に残っていることやワクワクした気持ちがあったから、きっと今があると思うと話されていました。
そんなふうに今回のワークショップに参加している子どもたちにとっても、何か心の中に刻まれていると嬉しいなと思います。
そんな宇治さんは、子どもの時からやぐらが大好きで、やぐらマップを作っていたそうです。そして時を経て、また当時の宇治少年が作ったやぐらマップの整合性を検証中なんだとか！1日中やぐらにこもって、大好きなやぐらについて調査している時間はあっという間で本当に面白いと語っていました。いやー、まさにこれこそ探究ですね。何歳になっても自分の好きを突き詰めて人生を楽しんでいる宇治さんはとてもカッコいい大人ですね。

また最後には、獅子舞谷でイチョウの絨毯と少し色づき始めたグラデーションの紅葉を楽しむことができました。風が吹いてイチョウが散っていく様子はとても綺麗で贅沢な時間でした。
本当に盛りだくさんの1日となり、まさに「ゴールデンコース」の意味が分かった気がします。ただ森の中を歩くだけではなく、たくさんの学びがあることで、もっと楽しさが増します。初めて知ること＝学ぶことってこんなに楽しいんだ！ということを子どもたちも感じてくれていると良いなと思います。

また宇治さんとコラボワークショップを定期的に開催していきたいと思っています！
是非みなさんも「ほんとうの鎌倉」を一緒に探しにいきましょう！
宇治さん、たくさんの学びのある時間を本当にありがとうございました‼️

知りたい！やりたい！のタネをマナビノキに育てよう！

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【海校ダイアリー】

楽器を作りたい！
そんな思いを胸に、身近にある材料で作り続けた2年生。
たいこは布にボンドを塗って、感覚を研ぎ澄ませ手で触りながら、本物の皮に近づくように重ね塗りしました。
ラッパは長さの違うストローを、顔を真っ赤にしながら何回も吹いて音程を確かめました。
最難関ビブラスラップは、震える部分がうまく作れず、いろんな材料で何度も何度も作っては外し作っては外し。
本当に最後までよく頑張りました！

紗也佳

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【海校ダイアリー】

春から新1年生になる子が昨日お誕生日だったのでみんなでお祝いをしました🍰6歳おめでとう！
4月からマナビノキの仲間が増えるのがとても楽しみです。

「ギターを始めたい！」と最近マイギターを買った2年生。めちゃくちゃカッコいい！
ギターが得意なボランティアのお姉さんが来てくれていて、せっかくなのでギターを教えてもらうことにしたようです。
マイプロも大好きな彼は、前半はギターの練習、後半はマイプロと自分で計画を立てていました。今日は音合わせと音階について🎸
「ダブルマイプロにベストマイプロに大忙しだ！」と言っていましたが、その忙しさを楽しめるのが彼のすごいところ！！

●今日のマイプロ
「冬の野菜を育てよう」
11月に種まきをしたほうれん草。少しずつ大きくなって、やっと今日収穫しました。
「やっと収穫できるの嬉しい！でも、今まで頑張って育ててきたから、ちょっと寂しい気持ちもするなぁ。タネからこんなに大きくなるなんてビックリ。」と話しながら、大好きなおひたしを作っていました。「家族みんなに食べてもらいたい！」と嬉しそうに持ち帰りました。
「ストローの家づくり」
紙ストローで家を作っています。本には載っていないけれど、家を浮かしたい、階段をつけたいなど自分のアイデアで進めています。
前回は紙ストローでライオンを作っているので、紙ストローのベストマイプロをまとめるようで仕上げを頑張っています！

ベストマイプロの話をして、
「今のマイプロをいつまでに終わらせる！」「ベストマイプロを早めに終わらせたい！」など、それぞれ明確な目標が見えてきたぞ❗️

波果

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【マナビノキ卒業式パート２】・自

【マナビノキ卒業式パート２】
・
自然の中で遊ぶ！自然のものを使って何かを作る！そして仲間と一緒に遊ぶ！が大好きな２人。
マナビノキの登山で結成されたみんなの憧れ「オトメ（男梅の略）チーム」の中心メンバーでもありました。
また、高学年になってからは、ワークでもキャンプでも、リーダーとして後輩たちの面倒をよく見たり、スクールでは、小さい子たちのマイプロを手伝いながら自分のマイプロを進めたりしていました。
そんな優しくて、頼りになる、みんなが大好きで憧れるお兄さんに成長した２人に感謝の気持ちを伝える卒業式を行うことができました。

今は、こうして立派な６年生に成長した２人ですが、初めてマナビノキにきたのは、２年生のころ。
大きいリュックを背負って不安そうな顔でワークショップに参加したこともあったし、時間内に納得するものができずに、いつまでも残って作り続けていたこともありました。途中で間違えて、固まってしまったり、「やりたくない！」と言ったことも。そんな小さい頃の思い出も振り返りながら、「本当に成長したね」「大きくなったね」と喜び合うことができました。

在校生からの送る言葉では
「自分で自分のことをやっていてかっこ良かった！」
「最後まであきらめない姿が良かった」
「優しくしてくれてうれしかった」など、素直なメッセージが心に響きました。

この日は、たまたま、彼らの１つ上の先輩もスクールに来ていて、お祝いのメッセージを寄せました。
またワークショップやスクールに、ボランティアで参加してくれている大学生も２人にそれぞれメッセージを送ってくれました。「自分の芯をもって、最後までやり抜くことを小学生の頃からできるということはすごいこと。自信をもってほしいし、自分のことを信じてほしい」そんな言葉が心に残りました。

そして本人たちからの卒業スピーチ。
初めてマナビノキにきた時はドキドキしていたけれど、みんなが優しくしてくれたのが嬉しかったこと。
助けてもらうことが多かったけれど、段々とみんなを助けられるようになったこと。
みんなで応援したり、励ましあったりしながら、山を登った時の達成感。
自分の好きなことや得意なことが１つでも見つかって自信がついたこと。
自分で考えることができるようになったこと。
メンタルが強くなったこと。

この６年間を振り返って、自分ができるようになったことを、それぞれ自分の言葉で語ってくれました。
２人とも派手なタイプの子ではないですし、どちらかというと繊細で感受性が強い子達ですが、それゆえの人の気持ちを敏感に察したり、その分優しくできたのではないかと思います。

最後は、私たちからも、２人へメッセージを送りました。
ワークショップにたくさん参加してくれたこと、ワークが終わっても家で実験したり、探究したりする姿を見せてくれていたことが、「もっと楽しいワークショップをつくっていこう」という原動力になっていたということ。
諦めることは簡単だけど、最後まで諦めず続けることは実は難しくて大変なことだということ。
それはできることは２人の強みだということ。
クラスの中で目立つとか、みんなの評価を受けたいとかではなく、こっそりと自分だけにしかできないこと、「みんなは知らないかもしれないけど、実はこんなことできるんだぞ」をたくさん増やしていってほしい。そんなことを伝えました。

学校や学年、学級もそうですが、人と人とが集まって成すものはそこに集まるみんなで創っていくもの、そう思っています。マナビノキもそう。マナビノキに集う、大人、学生、子ども・・・みんなで創る場所だし、実際、この５年間、そうして創ってきた場所です。今、この場所があるのは、その時その時、ここにいた仲間が誰一人欠けても成し得なかったと思っています。

また新しい１年が始まりますが、
「マナビノキが楽しい！」「居心地がいい！」「明日もまた来たい！」そうやって子どもたちが日々通ってくれるように、
そして、今いる子たちが、そういう場所を作ってくれた先輩たちの思いを引き継いで、また次の代の子達へと継承していけるように、そんなマナビノキを引き続き、創っていきたいと思います。

「知りたい！やりたい！」のタネをマナビノキに育てよう！
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【海校ダイアリー】
今日は発表3連発！

⚫︎寄木細工作り
寄木細工が好きだから自分でも作ってみたいと始めたマイプロ。まずは仕組みを理解するためにキットを購入して組み立てました。構造を理解して、木を切ったり、彫刻刀で細い溝を掘ったり、やすりで削ったり、微調整を繰り返し、部品を一つ一つ作り上げて組み立てました。本当に根気のいる作業！！！あー失敗した！なんで？入らない？と何度もやり直していましたが、心は全く折れない2年生！最後まで楽しそうに作り上げました！
今までは寄木細工のカラクリを外すのが楽しかったけど、作るのも本当に楽しくて、次はどんな仕掛けか考えて寄木細工のコンクールに応募したい！！とのこと。

⚫︎カリンバ
オルゴールって綺麗な音だけどどうやって鳴ってるんだろう？から始まったマイプロ。オルゴールを調べながらカリンバっていう楽器があるらしい。作ってみたい！と始めたものの、、、
なんて音の調整が難しい楽器なんだ。強く弾いても上手く響かず、優しく弾いたら聞こえない。作るだけでなく演奏の練習もかなり頑張りました！！

⚫︎ツマリトビウオのひみつ
家族も魚が好きで、驚くくらいの魚知識豊富な2年生。トビウオって知ってそうで知らない魚？時速55キロで飛びます。400メートルを7から8秒飛びます。と発表するたび、えー！！本当に？！と驚きの声。最後はみんなでトビウオの飛んでる動画を見て、え？？？鳥じゃん！！！そうだった！トビウオってさ、残念な生き物図鑑に載ってるんだよー。とトビウオの新たな魅力に気付かされた発表でした。職人のように丁寧に作り上げたトビウオの模型はさすが、ですね。

発表では、子どもたちは意外と淡々と発表します。(緊張してるから？そう見える？)
それを見ながら、そこ苦労してたよね！！その細かい作業本当にすごかったよ！！何度もやり直してたよね！！って言いたい気持ちを抑えこみながら私は発表を聞いています。
でもずっとそのマイプロをしているのを見てきた子どもたちは知っているんですよね、その頑張りを。だから感想や質問ありますか？のコーナーの時にみんな、はい！はい！！って手を上げます。頑張りを讃えたい！すごかったよ！！って言いたい！って。
そして大人の私も実は言いたい！笑
子どもたちに負けずに、本当にすごいんだよ、これを作り上げたこと！！って細部まで語りたくなるのを我慢するのに必死です。笑

紗也佳

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【マナビノキ　2月探究WS① 鎌倉の武士に多様な人たちとの友達のなり方を学ぼう】

2024年初のワークショップは、鎌倉にある「ゲストハウス彩」にお邪魔して、多様性について学びました。
ここは、ハンディキャップを持った人が働いていたり、外国の方が宿泊したり、動物も一緒に泊まることができる誰でもウェルカム！なバリアフリーゲストハウスです。

ここのオーナーは鎌倉時代の「武士」です。はじめ子どもたちは「なんで武士、、？」と不思議そうな様子でした。でも、そこには高野さん（武士）の『人と違っていい』ということを自ら体現したい、違いを活かし合った社会を創っていこう！という想いがあって、365日甲冑をきて活動されています。
また、そんな武士に出会って甲冑を着て全国の城巡りに挑戦されている全盲の光太郎さん。海洋プラごみをネイルにしている、女性起業家の車椅子ユーザー奈緒美さんのお二人も今回ゲストとして来てくださいました。

子どもたちは、光太郎さん、奈緒美さんからどんな困ったことがあるのか、どんな生活をしているのかお話しを聞きました。
もっと相手の気持ちを知るために、目隠しをして白杖を使って目が見えない人の気持ちになってみたり、車椅子に乗って歩けない人の気持ちになってみたり、視点を変えて相手の気持ちを体感してみました。
そのあとは実際にまちに出ます。歩いた距離は700メートルほどでしたが、道中にはたくさんの発見がありました。
側溝のカバーの穴や踏切の少しの溝が危険だったり、私たちには緩やかに見えるスロープも車椅子の人にとってはかなり大変な坂だったり、点字ブロックは目の見えない人にとっては大切なものだけど車椅子ユーザーやベビーカーにとってはガタガタして困ることなど、、。普段歩いている時には気が付かないことにたくさん気が付きました。

そして、そんなことに気がついた子どもたちは誰でも楽しく遊べる公園「インクルーシブ公園」について考えました。　
由比ヶ浜でインクルーシブ遊具の設置工事中だったので、実際に見学にいき、どんな公園だったらみんなが楽しく安心できるのかイメージを膨らませました。
たった30分の時間でしたが、子どもたちは次々にアイデアが出てきて、しっかりと1人ずつ遊具の説明をしていました。

今回のワークショップは少し題材が難しいものだったかもしれませんが、子どもたちが自ら考えて、やる気を持って取り組む姿があってとても良い時間となりました。
大人が言わなくても、光太郎さんや奈緒美さんに自然と何かをしてあげようという優しい気持ちを持って行動している姿や、何かをしてあげることで「ありがとう」の気持ちをもらって喜んでいる姿や、子どもたちが楽しみながら自然と学んでいる姿を見ることができました。

障害の有無だけでなく、人はできるできないことがあってみんな違っているのが当たり前の世界。そんな個性を大切にしたそれぞれのカラーであふれた世界を作っていけるといいなと思いました🌏🤝
ゲストハウス彩の武士、光太郎さん、奈緒美さんありがとうございました。

知りたい！やりたい！のタネをマナビノキに育てよう！

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【マナビノキ　ベストマイプロでこの１年の成長を振り返ろう！】
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春休み楽しいこともたくさんありましたが、マイプロのまとめ「ベストマイプロ」も頑張って進めた子どもたち。
楽しみながらも、締め切りに追われてヒリヒリする、そんな時間もあるのがマナビノキです。
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ベストマイプロは、１年の終わりに今年取り組んだマイプロを振り返って、自分がベストだと思うマイプロをまとめるもの。
１つのマイプロを選ぶ子もいれば、テーマ（ゴムで動くおもちゃシリーズ、姿をかえる大豆シリーズなど）でまとめる子もいます。自分が１年取り組んだ内容を振り返り、まとめる作業によって、自分のつけてきた知識、技能はもちろん、学びに向かう姿勢、資質・能力といった部分にも目を向けられるように声をかけています。
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教員時代から「振り返り」については、たくさん悩んできました。「反省」「振り返り」という言葉を使うと日本では、どうしても、みんな自分の良くなかったところに目を向けて、ここが悪かったから次は良くしていきたい、というようなことを書きがちです。また、先生のため、評価のための振り返りになることも多く、「日常の生活に活かしていきたいです」と言ったような常套句が用いられることもしばしば。この言葉は、大人も便利に使ってしまいます。
しかし、本来の「反省」や「振り返り」は、悪いことだけではなく、できるようになったこと、成長したことも自分で気づき、認めるということも含まれています。「これができるようになったから、次はこれをできるようになりたい」どちらかというと、そう言った建設的な振り返りを子どもたちにはしてもらいたいし、できないところばかり目を向けるのではなく、できるようになったことに目を向けてほしい、そう思っています。
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振り返りは自分のための振り返りで、自分ができるようになったこと、まだできないことを自己分析することが目的です。自己調整学習でも１番大事なのは、この振り返りで振り返りによって、自分のことを知り、自分ができそうなこと、できそうな量、取り組めそうな時間などを調整していくことができます。また、自分の伸びや成長を把握することで、自分自身のハードルを上げていくこともできます。勉強においても、スポーツにおいても、もちろん音楽やその他のことにおいても、この自己調整できる人が、上達、成長の鍵を握っていると思っています。
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「マイプロ」自体、そもそもそう言った自己調整学習のために行なっていることではあるのですが、さらにその１年分を振り返ることで、子どもたちは自分の１年分の成長を振り返ることができました。
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マイプロが大好きな１年生
「この１年でいろんなものを作れてたのしかったです。どうしてかというと、ものをつくるときにはあたまをつかうからです。１つ１つじゅんばんにつくっていって、さいごにできあがった時は、うれしいきもちがします」
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ゴムのおもちゃをたくさん作った２年生
「今年のマイプロはゴムのおもちゃを作りました。ゴムでおもちゃが動くことを知りました。１年生の時よりも表にまとめるのが上手くなりました。実験を表に自分でまとめられるようになってうれしかったです。来年はipadでまとめられるようにがんばりたいです」
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蝶やキノコを育てた３年生
「生き物を育てるということは、ちゃんとお世話をしないと育たないということがわかりました。また春になったらアゲハを育ててみたいです」
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子どもたちは「うれしい！」「楽しい！」とよく言うのですが、何がうれしいのか、どうして楽しかったのか、振り返りによって深めていくことで、物事の本質や自分の成長や考え方の変化に気づくことができます。
日々のマイプロを進め、まとめ、振り返りながら、探究のサイクルで学んでいくこと、そのサイクル自体を時々振り返っていくことによってもっと大きな探究のサイクルを回していくこと、それが自分らしく生きる力を育むと言うことです。
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まだベストマイプロやっている子もいるけれど、しっかり振り返って新しい１年、また自分のサイクルを回していこう！
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【２０２４春キャンプ２日目】・今

【２０２４春キャンプ２日目】
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今年の春キャンプのテーマは「防災&サバイバルキャンプ」
「もしものことがあった時にも、自分で考え、みんなと協力しながら乗り切っていこう」をスローガンに３０名の子どもたち、３名の学生スタッフ、４名の大人スタッフ、３７名で２日間を創ることができました。
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４月１日は、新年度初日。子どもたちには、これまでの学年よりも１つ上の学年として、こんな自分になりたいというのをぜひこのキャンプから始めてみよう！そんな話をしてスタートしました。
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１日目は、ライターやマッチを使わない火おこしの方法で火を起こし、夕食のカレーを作り、ペットボトルランタンを作りました。全ての行程を終えたのは２２時近く。朝はみんな疲れて起きてこないかな…と思っていたのですが、みな６時には広場に集合し、朝の集い始める準備をしていました。子どもたちの「頑張りたい！」の気持ちが伝わってきて、「よし！全力で取り組もう！」そんな気持ちにさせられた２日目のスタートです。
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広場で朝の体操、レクレーションを終え、体も頭もほぐして朝食タイム。朝食は、非常食アルファ米の実食です。まずは袋を開封。中をのぞいた子どもたちは「何これ？カピカピのお米が入ってる！」「炊飯器で１ヶ月置いてたみたいなお米！」と言っていましたが、実際にお湯を注いで１５分待ってみると、「昨日のカレーのご飯より、全然美味しい！！」「お湯入れて１５分でこのクオリティは高い！！」と感動していました。「いざという時に、こんなご飯が食べられたら、ごちそうだろうな」という声も上がっていました。
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午前中の探究ワークショップは「応急処置&救命救急」。前半は、出血や骨折をした時に身近なものでできる応急処置、動けない人をシートを使って運ぶ練習などをしました。そして後半は、救命救急、心肺蘇生法のワークショップを行いました。胸骨圧迫からのAEDの使い方など、実際を想定しながら、皆真剣に取り組んでいました。
いつもは「おもしろい！楽しい！もっとやりたい！」という雰囲気のマナビノキですが、救命救急は真剣に「いざという時に備えていながらも、いざという時は来ないで欲しい」といいながら練習をしました。
少し重たいワークショップでしたが、振り返りの感想を読んでいると、「救急救命について知れてよかった」「実際に、もしものことがあったら勇気をもってやってみたい」などと思っていた子が多く、改めてやってよかったなと感じました。
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そして、最後のワークショップは「１枚のシートでサバイバルテントを作ろう」１枚のレジャーシートで自分だけのテントを作るというワークショップに挑戦しました。ペグをうち、ロープを張り、１枚のシートで作ることができるサバイバルテント。１人１人が一生懸命にテントを立て、ナイフで木を削ったり、昼食を食べたりする姿を見て、なんだか嬉しい気持ちになりました。
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自分が立てたテントの中で、木を削ったり火おこしをしたり、思い思いに過ごす姿は「自分らしく生きること」を象徴しているように感じました。「衣食住」の中で、「衣」や「食」はもちろん、今回「住」という部分を自分で作れたことは、大きな自信につながったのではないかなと思います。
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そして最後は退所式。入所式と同じく各学年の子達がそれぞれ自分の思い思いの自分のマナビノキを発表しました。「マッチやライターがなくても火が起こせるのってすごい！」「シート１枚でテントが作れるのってすすごい」」って、とにかく「すげー（すごい）」っていう感想が多かった今回のキャンプ。

その「すげー」こそがマナビノタネ。「すげー」が「やってみたい」につながり、やっていくうちに「できた！」につながっていく。その過程を大事にしながら「もっとやってみたい」「もっと挑戦してみたい」につながってほしいなと思っています。
また、自分が困った時に助けを呼べること、それを許し合える関係、自分の大事にしているものを大事にできること、そして、最終子どもたちが自分のことを自分で好きになれるといいな、と思っています。
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今回の２日間の防災キャンプ。盛りだくさんでしたが、その分子どもたちに響くものがありました。
「難しかったけれど、できたのが嬉しかった」「自分に自信がついた」「できないって諦めずに、最後までやることが楽しかった」など、「楽しかった」では収まらないような、振り返りがたくさんありました。
豊かな体験こそが、豊かな感性、人間性、探究心を産むということを改めて実感できたキャンプでした。
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2024年度も頑張っていこう！
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【海校ダイアリー】今日はかなり暖

【海校ダイアリー】
今日はかなり暖かかったですね。子どもたちにとっては暑いくらい？
3日前から花粉にやられて今日の私は土偶のような目になっていましたが、メガネをかけ由比ヶ浜海浜公園へレッツゴー！！

今日からリニューアルして遊べるかも？！とワクワクしていったのに、どうやら工事が伸びたらしい。。。気を取り直してひとまずみんなで鬼ごっこ！！じゃんけんで鬼決めの時代は古いのか？片足出して鬼決め中。どうやって決めたのかよく分からないまま氷鬼が始まりました！公園が広いので、とにかくみんな走る！走る走る走る！！
ドッジボールしたり、フリスビーしたり。とにかくよく走った！転がった！！

帰った後は、バレンタインおやつを食べ、今日の公園を振り返り。
絵と文字のバランスは任せるよ。絵が大きくてもいいし、文字が多くてもいいよ。と、あえて真っ白な紙を渡しました。

絵をおっきく描くんだー
走ってるところにしようかなー
鬼ごっこにしようと思ったけどやっぱりフリスビーにしようかなー

みんな描くことをどう思うのかな？と思っていましたが、公園であったことをワイワイ話しながら、とても楽しそうに描いていました！
由比ヶ浜海浜公園がインクルーシブ公園としてリニューアルした時はまた改めて遊びに行き、みんなでインクルーシブ遊具について話をしながらアウトプットできればと思います。

紗也佳

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【マナビノキ　2月探究WS② 静電気パワーでおもしろ実験にチャレンジ！】

今回は久しぶりの科学実験ワークショップでした。冬ならではの「静電気」がテーマ。
マナビノキのワークショップでは、季節に合わせて様々なテーマを考えています。

サプライズで魔女の登場からスタート❗️
クラゲのようにふわふわ飛んだり、触っていないのに紙がくるくる回ったり、水が曲がったり。静電気を利用していると分かっていても、不思議で楽しい魔法がたくさん。
そんな魔女の正体は、横浜市にある【はまぎんこども宇宙科学館】の元職員さん。今回このワークショップの監修・準備をしてくださいました。
明るくて素敵な魔女に引き込まれていき、「ぼくもやりたい！」のやる気で子どもたちは満ち溢れていました。

皆さんもこれらの実験を見たことあるかもしれないですが、実際にやってみると感じる面白さがあります。不思議な動きをするので何度もやりたくなったり、コツをつかむまで何度も練習をしたり。静電気クラゲだけでも30分ぐらい夢中になっていました🪼
それぞれの実験では、「なぜ静電気が起きているのか？」「どうして反発するのか？」「どうして引き合うのか？」など、中学生で学習するような内容を図や絵を使って考えました。
「不思議だから知りたい！」と前のめりで学ぶ姿がとても良かったです✨

そして、みんなお待ちかねのミニ運動会は大盛り上がり。バルーンを使って空き缶を転がすのですが、途中でパワーが足りなくなってバルーンを擦って静電気を発生させたり、真剣に空き缶を転がしたり、どんなことでも一生懸命みんなで取り組むと楽しいですね❗️

ほかにも、電気がたまるライデンビンを作って100人おどし（みんなで輪になって電気が通るのか？！）にチャレンジしたり、振り子作りをしました。

静電気で盛りだくさんの1日。冬にバチっと嫌な静電気もこうやってみんなと遊ぶと楽しいね！
魔女ありがとうございました！またマナビノキに突然現れるかも〜。🪄

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【海校ダイアリー】

月曜日の海校は『全集中』
動画を回しても、あれ？周りに他の子供たちいない？というくらい声が聞こえない。
みんなそれぞれマイプロに集中！！！
言葉をかけるのも躊躇するほどの集中力！！！

子どもたちの「やりたい！！！」の力は本当にすごい！

紗也佳

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【２／１３　マナビノキ職員研修レポート＠緒川小学校】
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１３日（火）は、マナビノキスタッフみんなで愛知県にある東浦町立緒川小学校へ研修に行ってきました。スクールをお休みし、ご迷惑をおかけしましたが、その分、明日からのマナビノキに活かせることをたくさん持ち帰ることができる有意義な研修となりました。ありがとうございました。
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緒川小では教師が前に立って指導するのではなく、子どもたち一人一人が教室のあらゆる場所で、自由に過ごし、自分たちで学習計画を立て、学習に取り組みます。
国語をやっている子もいれば、算数をやっている子もいます。また学習方法もそれぞれです。自分の机に座って黙々とプリントを解く子もいれば、友達とソファに座り話しながら学ぶ子、机を４、５人で囲みながら、わいわいと楽しそうに実験や作業をしている子もいて、そういった子たちが同じ時間に同じ教室に共存しています。
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私たちのほとんどは、教師が前に立ち、子どもたちは整列した机にきちんと座り、前を向き授業を受けるという姿に見慣れていますが、実はこれは本来はとても不自然なことなのかもしれないな・・・と思います。その学び方をしたい子もいるかもしれないけれど、そうではない学び方をしたい子たちもたくさんいるだろうな、と。　
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私たちだって、カフェで仕事したい時もいれば、自分の書斎で引きこもって仕事したい時もある。たまには仲間と話しながらブラッシュアップしたい時もある。それと同じように子どもたちも、その時その時の学び方や学ぶ場所を選ぶ権利があるんじゃないかな、と。
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今回も緒川の子達は、自由に、そしてとてもリラックスをして学んでいました。学校視察日として、午前中、どこの教室も参観自由でしたが、時間で区切ることもなく、スペースを区切ることもなく、子どもたちが自分で立てた計画に沿ってのびのびと学びを進めていましたし、私たちが覗き込むと「どこからきたの？」「鎌倉って幕府がある場所でしょ？行ってみたい！」と興味を示したり。かといって脱線するでもなく、一通り話すとまた自分の学習に戻っていく姿がありました。一緒に実験させてくれたり、まとめたものを自慢げに見せてくれたり、自分の力で学んでいる「自分」に自信があるようです。
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午後はO・T（オープンタイム）の様子を参観しました。O・Tはマナビノキでいうマイプロのような時間です。自分の興味関心からテーマを決め、それぞれ取り組みます。調理室にいた子たちは、それぞれ自分の好きなものを作っていました。キャベツ焼きを頬張っていた子は「３歳の弟のために、安心なおやつを作っている」と言っていました。その他にも、フレンチトースト、カップケーキ、カステラ、パスタまで！？それぞれ自分の好きなものを好きなように作っていました。食べ物マイプロはやっぱり人気ですね！その他、木工、実験、ダンス、ギターなど個々で取り組んでいました。
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一方で、これまでに発刊されている緒川小の文献に載っているような「石を削って、石斧を作る」や、「本物の竪穴式住居を作る」、「跳び箱を積み上げてダンクシュートの写真を撮る！」といったような、ダイナミックな子どもならでは発想から生まれた面白いテーマというのは、残念ながら見ることができませんでした。
緒川小の先生に聞いてみると、昔に比べ、子どもたちの発想力が乏しくなっていたり、失敗を恐れる子が増えてきている、とのこと。（これは、マナビノキでも同じ）
遊びや生活の中で、感性を磨いたり、想像力やアイデアを膨らませたり、失敗してもいいからやってみる！みたいなことが、今の子達はだんだんできなくなっていっているのかもしれません。
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また、今回の研修で、緒川小の先生の話の中で１番心に残ったことは「教師の原点に還る」という話でした。
「一人一人の子どもたちを見ていますか？」「その子の将来の姿を見ていますか？」「そのために私たちができることが何ですか？」教師に必要なのは、集団統制力や授業力よりも「人間力」、子どもの声なき子を聞けることだと。
それは、教師の原点というよりも、未来への架け橋となる子どもたちにかかわる全ての大人の原点だなと感じました。
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今回の研修は、日々、マナビノキでやりたいこと、やっていることを確認したい！という意味での研修でもあり、これだけ大人数の子どもたちや学校という組織として、こうした学びを４５年間も続けている緒川小の秘密を探るための研修でもありました。我々スタッフも、それぞれ自身の感性で、見聞きし、感じたことも多かったようで、またマナビノキでもこんなことやりたいね、あんなことやりたいね！と盛り上がっています。
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やっぱり、本を読んだり、ネットで調べたりするよりも、実際に見て、感じて、学ぶというのはとても刺激的だし、やる気に繋がりますね。それは、子ども大人も一緒です。緒川小から持ち帰ったものを、熱が冷めないうちに、早速日々のマナビの中に活かしていきたいと思っています！
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【海校ダイアリー】

1月はやっぱり寒い。日差しが出ても冷たいなー、なんて感じていたけど、今日も子どもたちは、「ただいまー！！！あっつーーい！」と元気に走って帰ってきました。まさに「子どもは風の子」ですね。

食品サンプルを蝋から作り続けている2年生。
たこ焼き、イカリング、目玉焼き。今日は焦げ目の色付け。焦げ目ってどんなだっけ？ということでとりあえず目玉焼きを焼いてみる。本物を見ながら絵の具の調合を念入りに。「絵の具弾いてうまく塗れない！油性の絵の具にしないとかもー」と油性絵の具で調合やり直し。「なんか黄色が強いな。黒がもうちょい？」と試し塗りを繰り返します。

飛び出す家の絵本を作っている1年生。先週からこの小さい窓が綺麗に切れなくて、何度も初めからやり直し。「型紙をのりでしっかり貼ればいいのかな、、、」うまく切れる方法を考えては試してやり直し。どうしても綺麗に窓をくり抜きたい！という思いでひたすらがんばります。

自分が納得できるまで何度も何度もチャレンジする姿、本当にすごい！

おやつの後はそろそろベストマイプロに向けて１年を振り返り。1年生は去年の先輩ベストマイプロを参考にしながら、自分のマイプロをひとつひとつ振り返り。どれにしようか。全部載せたいな。アレコレ言いながら、思い出す作業。子どもたちの記憶力すごいな、よく覚えてる！と感心しながら振り返るって大事だなーと改めて思いました。

紗也佳

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