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  • 2020年 新年の書初め

2020年 新年の書初め

餅つき、お雑煮探究に続き、新年の書初めをしました。
今回は、2021年の抱負を「四字熟語」の中から選びました。

「何にしようかなぁ」と、、四字熟語を調べていた子達。
「今年は、もうコロナはいなくなってほしいな、」からはじまり、
「コロナにかかりたくないし、家族にもかかってほしくないから『無病息災にする!』と決めた子。
「ぼくも平和な世界が戻ってきてほしいから『平安無事』にする」と決めた子。
「ぼくも、争いやもめごとがもうない世の中がいいから、『天下太平』にするー」と決めた子。

コロナがはじまってもうすぐ1年。あまり気にしていないようで、結構子どもたちにとってこの「コロナ」撃退っていうのは、大きな目標なのかもしれないなぁって思いました。

そんな中、ある子は「私は『一期一会』にする!コロナみたいな伝染病が流行るのなんて、一生で一回ぐらいかもしれないから」なんて言い始めました。
「確かに自分も三十何年生きてるけど、まさかこんなマスクだらけの世の中になるなんて想像したこともなかったなぁ」と答えると、「だから、コロナとの出会いだって、人生の中でたった1度の出会いだから、大事にしないと!」というんです。

「大事にするってどういうこと?」と聞くと、「こんなすごい時代に生まれてきたってことが、すごいっていうことだよ」とその子は言いました。
この子は、きっとコロナに出会ったことを、マイナスに捉えているわけではなく「その中で生きる」っていうことに、何かしらの思いをもっているだなぁって思いました。

そのほか『犬馬之労』や『一言芳恩』と書いた子たちは、
「誰かの役に立ちたいから」や「感謝の気持ちを忘れたくないから」と答えていました。「自分のこと」よりも、誰かのことや、人から何かしてもらったことに感謝できるって素直にすごいなぁって思います。

その他、『一生懸命』『不撓不屈』『日進月歩』『七転八起』など、「とにかく今はあきらめない気持ちが大事!」とか「少しずつ頑張る」なんて気持ちもあるようでした。
個性あふれる「四字熟語」の書初めとなりましたが、
これはこれで、今年を象徴しているんだなぁと思います。

ちなみに私自身は「知足安分」と書きました。「知足」とは、「足るを知る」という意味です。「足りていることを知る」=「身分相応に、今の自分に満足する」という意味で使う人が多いですが、この言葉、元々は老子の言葉の「知足者富」に由来しています。



知人者智、自知者明。勝人者有力、自勝者強。知足者富、強行者有志。

訳すと
「人のことをよく理解するには知恵が必要。自分のことを理解するには智慧(知恵以上のもの)が必要。
人に勝つことができる人は力がある。自分に勝つことができる人は強さがある。
自分を知ることが真の豊かさであり、自分に強い人は、志を持っている人である。」という意味です。

むちゃくちゃ簡単に言うと「『自分らしさ』を見つけた人は、心豊かで強い!」ということです。

ほんと、またコロナも増えてきて、人の価値感や考え方、何を大事にするか、ますます混沌としそうですが、その中でこそ、自分に対峙し、自分のことをよく知ろうとすること。そして、志をもって自分に強くあること。自分らしさを見失わないこと。今年も、そんな一年にしていきたいと思います。

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